管理者(PMまたはPL)のこんな発言は要注意

はじめに

個人的な体験に基づき、記す。
どれも現場作業者(私)と管理者(PMまたはPL)の視点の相違による温度差が原因だが、
これらの発言を聞くとモチベーションが下がる。それと同時に警戒が必要である。
これはあくまで、作業者という観点からの考察である。

経験談

発言(1) 「何でこんなに掛かるの?」

主に作業スケジュールを現実線で引いた場合に発せられる。
当然、現実線では各作業単位で、多少の問題発生等に備えてマージン(余裕)は取っている。(というより、取らないと危険)

PMまたはPLがこの発言をする要因は以下の通りである。
・間接作業時間を考慮しない。(改善の放棄につながる)
・WBS等で作業単位を細かく分割しているため、単純作業と錯覚してしまう。そのため、問題発生やリスクを考慮しない。
 (WBS全体では、ある程度の余裕は取っているが、アクティビティ単位では取っていない。)
・自身が現場担当者だった頃の作業が早かった。
・「作業が明確になっている=問題が発生しない」という思い込み。
・指摘する立場にあるため、「作業者の言いなりにしない」という心理が働く。

発言(2) 「○○○の作業って□□□□するだけだよね?」

会話の具体例(Webアプリ系登録画面の場合)
PMまたはPL 「この情報登録登録って、画面の表示情報をそのままデータベースに登録するだけだよね?」
作業者「まぁそうですかね…」(※いいえ、全然違います。そんなに単純ではありません。)
※カッコ内は心の声

上記発言の「~だけ」という言葉には、特に警戒が必要である。
何故このように能天気な発言に至るかは以下の通りである。

・当然のことではあるが、PM/PLは概要レベル(入力→処理→出力)しか仕様を把握していない。
・直接作業しか考慮していない。
・エラーケースの考慮が無い。

発言(3) 言葉の語尾が「~させる」、「~をやらせる」

PM/PLは職務上の管理権限及び責任を有している。
それ故に「自分は頭、他の要員は手足」と勘違いしている残念な人もいる。
言い換えれば「管理する」ということを「自分が命令を下し、他が忠実に作業する」という独裁国家または、奴隷制度を築き上げようとする。
単なる言葉の語尾だろうと思うなかれ。語尾にこそ、その人の態度・感情・思惑が如実に表れるのだ。

このような発言を行うPM/PLの元で作業しなくてはならない場合、対応方法は以下の通りである。
・業務と割り切り、諦めて従う。(自然災害と同様に扱う)
・うまく取り入り、目を掛けてもらえる存在になる。
・毅然とした態度で接する。(言いなりは、相手を増長させるだけである)

まとめ

言うは易く、行うは難し。
まとめとしての対処方法は以下の通り。
・PM/PLは楽観主義者であることを念頭に置く。
・口の上手い人は、PM/PLへ丹念に説明し、現場作業を理解してもらう。
・口下手の人は、短くなった(非現実的な)作業スケジュールを一旦受け入れ、
 その後早めに作業遅延が発生する旨を報告/相談する。
・自爆覚悟で話し合い(衝突)するのも一考。
・自分がPM/PLになった時の反面教師にしよう。